Voice助成金をうけた方々の声

演劇手法を用いた要配慮者の避難行動支援ワークショップ

団体名:特定非営利活動法人ぶどうの家わたぼうし

演劇手法を用いた要配慮者の避難行動支援ワークショップ

2018年7月の西日本豪雨により被災した倉敷市真備町では、死者45名が65歳以上の高齢者、逃げ遅れゼロを目指すには、「高齢者の避難行動」と「認知症への理解」には、日頃からの地域住民どうしの繋がりの大切である。災害も認知症の問題も一人一人が我が事としてとらえるために、演劇の手法を用いることで、理解が深まることを狙い、避難行動支援ワークショップにて地域連携型要配慮者マイ・タイムラインの必要性も広める

助成事業を知った、応募したきっかけ

2021年9月に初めて取り組んだ「認知症×防災×演劇」は、どちらにも地域の繋がり必要になる共通点がありました。これに演劇を使ったワークショップには、台詞を覚えて演技する必要がないため、参加者がその手法を理解するには体験してもらうことが必要でした。手探りで始めた取り組みを継続する資金不足があり、インターネットで防災からつながる地域づくりを理解してもらえる助成事業を探し応募したのがキッカケです。

申請から交付、利用までのプロセス

助成金期間が7月までになっており年度末の忙しい時期を外して、地域のサロン活動への広報がしやすかった。その後に付け加えた、振り返りの会の変更届け出の相談や、説明をとても分かりやすく親切に対応していただきました。そしてメールでのやり取りのなかで、現地まで担当者の方が見学してくださるお話もありましたが、日程が合わずとても残念でした。

助成のメリット

演劇を用いたワークショップは、5回コースで最後に発表会のある6回1クールのワークショップです。そのため、同じメンバーで継続して参加できるメンバーには、開催する時間によっては世代の偏りが出ていました。また広く参加者を募る必要と続けて指導してくださる講師の確保、その記録として残せたことなど、演劇手法が地域のお互いの理解を深めることが可能になることを証明できた。