多摩地域市民活動公募助成
2022年度 助成選考結果
多摩地域市民活動公募助成
【I型】 助成額25万円以下
助成団体総数43団体
No、所在地、団体名 など
- No
- 所在地
- 団体名
- プロジェクト名
- 助成額
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- No:1
- 所在地:昭島市
- 団体名:特定非営利活動法人 自立生活センター・昭島
- プロジェクト名:障害者(児)の親なき後の具体的な施策がないのはなぜか?
- 助成額:200,000
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- No:2
- 所在地:青梅市
- 団体名:特定非営利活動法人 青梅わかば福祉会 ジョイントワークひこばえ
- プロジェクト名:水耕栽培用抗菌定植パネルの購入
- 助成額:170,000
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- No:3
- 所在地:清瀬市
- 団体名:特定非営利活動法人 農の未来ネット
- プロジェクト名:北多摩地域における家庭生ごみを活用した循環型社会構築プロジェクト
- 助成額:200,000
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- No:4
- 所在地:国立市
- 団体名:特定非営利活動法人 国立市観光まちづくり協会
- プロジェクト名:春うらら・くにたち桜ウォーキング
- 助成額:200,000
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- No:5
- 所在地:国分寺市
- 団体名:Oh!はやし
- プロジェクト名:お囃子を蘇らせ、地域のつながりを強く!
- 助成額:200,000
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- No:6
- 所在地:狛江市
- 団体名:特定非営利活動法人 ESAアジア教育支援の会
- プロジェクト名:「子どもの権利」ワークショップ スタートアップ事業
- 助成額:230,000
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- No:7
- 所在地:立川市
- 団体名:文化・芸術いきいきネットワーク
- プロジェクト名:「上水オペラ倶楽部」の出前公演(高齢者福祉施設での、参加型オペラコンサート)
- 助成額:180,000
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- No:8
- 所在地:立川市
- 団体名:立川おはやし保存会
- プロジェクト名:伝統芸能若手後継者育成及び青少年への祭りへの楽しい思い出
- 助成額:240,000
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- No:9
- 所在地:立川市
- 団体名:たちかわ・財政を考える会
- プロジェクト名:自治体の課題に関する行政執行への議会を通じた幅白い市民参加の推進(第2弾)
- 助成額:100,000
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- No:10
- 所在地:立川市
- 団体名:特定非営利活動法人 SOU
- プロジェクト名:障がい者と共に廃棄される資材を利用したものづくり
- 助成額:200,000
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- No:11
- 所在地:立川市
- 団体名:ネットワーク・市民アーカイブ
- プロジェクト名:市民アーカイブ多摩・新書庫を活かす「多摩地域の市民活動資料収集・整備検討」プロジェクト
- 助成額:200,000
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- No:12
- 所在地:立川市
- 団体名:Nomad Art ノマドアート
- プロジェクト名:Nomad Art ノマドアート 2022年度事業(仮)
- 助成額:200,000
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- No:13
- 所在地:多摩市
- 団体名:多摩市青少年活動サポータの会
- プロジェクト名:多摩地区 伝統食「麦畑・多摩そばつくり&カボチャ 食べよう!」
- 助成額:200,000
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- No:14
- 所在地:多摩市
- 団体名:楽農倶楽部多摩
- プロジェクト名:多摩市団地住民の野菜づくりをとおした2050年の大人づくり事業
- 助成額:200,000
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- No:15
- 所在地:多摩市
- 団体名:アスペルガー・アラウンド
- プロジェクト名:アスペルガー(ASD)当事者との交流会
- 助成額:250,000
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- No:16
- 所在地:多摩市
- 団体名:特定非営利活動法人 多摩市レクリエーション協会
- プロジェクト名:多摩市少年・少女タグラグビーふれあいフェスティバル
- 助成額:160,000
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- No:17
- 所在地:多摩市
- 団体名:エコベル研究会
- プロジェクト名:エコベルを 作って 鳴らして 癒されて、みんなつながろう
- 助成額:250,000
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- No:18
- 所在地:調布市
- 団体名:特定非営利活動法人 きもの笑福
- プロジェクト名:文化交流プロジェクト
- 助成額:200,000
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- No:19
- 所在地:調布市
- 団体名:特定非営利活動法人 調布ハンディキャブ
- プロジェクト名:車いす移動車のエンジン関係の整備
- 助成額:100,000
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- No:20
- 所在地:西東京市
- 団体名:特定非営利活動法人 子どもアミーゴ西東京
- プロジェクト名:だがしや楽校
- 助成額:180,000
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- No:21
- 所在地:八王子市
- 団体名:わいわいサロン
- プロジェクト名:わいわいサロン
- 助成額:200,000
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- No:22
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 サイコロネット
- プロジェクト名:無料メールカウンセリングによる心の悩みを抱える人の援助と回答者の養成
- 助成額:200,000
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- No:23
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 八王子チャイルドライン
- プロジェクト名:2022年 受け手ボランティア養成講座
- 助成額:200,000
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- No:24
- 所在地:八王子市
- 団体名:中町地区まちづくり協議会
- プロジェクト名:芸妓猫キャラのまちづくり
- 助成額:200,000
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- No:25
- 所在地:八王子市
- 団体名:南大沢4丁目15番地自治会
- プロジェクト名:シルバー食堂(高齢者食堂)
- 助成額:200,000
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- No:26
- 所在地:八王子市
- 団体名:八王子アイデア発明研究会
- プロジェクト名:高齢者の転倒事故から頭部を守る重要性の広報活動と頭部の新保護具の研究開発
- 助成額:190,000
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- No:27
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 21世紀自然環境循環研究所
- プロジェクト名:夕焼け小焼け音楽祭
- 助成額:200,000
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- No:28
- 所在地:東大和市
- 団体名:東大和市レクリエーション協会
- プロジェクト名:無料学習塾「賢治の家」
- 助成額:230,000
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- No:29
- 所在地:東大和市
- 団体名:特定非営利活動法人 東大和エネルギーの会
- プロジェクト名:「脱炭素で つながろう ひろげよう 環境市民」
- 助成額:220,000
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- No:30
- 所在地:日野市
- 団体名:無料学習塾 日野すみれ塾
- プロジェクト名:教育から共育へ コロナ禍の子供たちに思い出にのこるイベントプロジェクト
- 助成額:250,000
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- No:31
- 所在地:日野市
- 団体名:日野団塊世代広場
- プロジェクト名:アクティブシニアのための地域活動支援事業(新型コロナ対策としてIT利用推進中)
- 助成額:220,000
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- No:32
- 所在地:日野市
- 団体名:緑を愛する会日野
- プロジェクト名:樹木 花咲じいさんプロジェクト
- 助成額:180,000
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- No:33
- 所在地:府中市
- 団体名:特定非営利活動法人 アマフェッショナルTAMA
- プロジェクト名:22年度 夏季「寺子屋&子ども食堂事業」
- 助成額:220,000
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- No:34
- 所在地:町田市
- 団体名:特定非営利活動法人 日本ペルー共生協会
- プロジェクト名:リスタート!~ホームページリニューアルと世代交代~
- 助成額:220,000
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- No:35
- 所在地:町田市
- 団体名:特定非営利活動法人 みんなのそら
- プロジェクト名:子育て中のママ・パパ・ばあばやじいじの応援カフェ「子育て ホッとカフェ」(通称「ホッとカフェ」)
- 助成額:180,000
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- No:36
- 所在地:町田市
- 団体名:みなさんの居場所『ぼくはぼく』
- プロジェクト名:みなさんの居場所『ぼくはぼく』
- 助成額:250,000
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- No:37
- 所在地:三鷹市
- 団体名:学童保育 げんこつ組
- プロジェクト名:生きづらさを抱える中学生のための安心できる居場所づくり
- 助成額:250,000
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- No:38
- 所在地:三鷹市
- 団体名:特定非営利活動法人 地域認知症サポートブリッジ
- プロジェクト名:ひなたカフェの設置運営と認知症の人による読み聞かせ活動
- 助成額:220,000
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- No:39
- 所在地:三鷹市
- 団体名:特定非営利活動法人 Sing Out Asia
- プロジェクト名:クロスカルチャートレーニング・ミニキャンプ
- 助成額:200,000
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- No:40
- 所在地:武蔵野市
- 団体名:バイリンガル・マルチリンガル子どもネット
- プロジェクト名:複数言語環境の子どもサポート2022
- 助成額:250,000
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- No:41
- 所在地:武蔵村山市
- 団体名:雷塚自治会
- プロジェクト名:地域を元気に!「雷塚フェスティバル22!」/テーマ:「インスタ映え! #雷塚フェスティバル22」
- 助成額:220,000
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- No:42
- 所在地:武蔵村山市
- 団体名:オトDAN☆Tokyo
- プロジェクト名:楽しむことをあきらめていた人に音楽とダンスを届けたい!
- 助成額:250,000
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- No:43
- 所在地:武蔵村山市
- 団体名:武蔵村山NPOネットワーク
- プロジェクト名:ポジティブwithコロナ時代 ボランティア・市民活動の再起動「しっかり感染対策して、守ろうリアルの場」
- 助成額:180,000
多摩地域市民活動公募助成
【II型】助成額:25万円超 50万円以下
助成団体総数10団体
No、所在地、団体名 など
- No
- 所在地
- 団体名
- プロジェクト名
- 助成額
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- No:1
- 所在地:小平市
- 団体名:小平学・まちづくり研究所
- プロジェクト名:ひまわりのおうち in 小平-引きこもりの居場所づくりと相談支援
- 助成額:450,000
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- No:2
- 所在地:立川市
- 団体名:特定非営利活動法人 こらそん
- プロジェクト名:知的障害児者のコロナ禍における余暇活動の充実(継続及び発展)
- 助成額:400,000
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- No:3
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 防災・災害ボランティアかわせみ
- プロジェクト名:水防災講演会【命を守る避難行動の心得】(立川市、日野市、八王子市)
- 助成額:400,000
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- No:4
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 フードバンク八王子えがお
- プロジェクト名:生活困窮世帯への宅配便活用による食品配送支援事業
- 助成額:400,000
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- No:5
- 所在地:東久留米市
- 団体名:特定非営利活動法人 オニバスの種
- プロジェクト名:学習へのファーストステップ『らうんど テーブル』
- 助成額:500,000
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- No:6
- 所在地:東大和市
- 団体名:ルロット・オーケストラ
- プロジェクト名:魔法の城のフシギな音楽会~国立市公演~ ~多摩市公演~
- 助成額:500,000
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- No:7
- 所在地:東大和市
- 団体名:東大和 盛連会
- プロジェクト名:盛連会 文化体験 東大和伝統芸能フェスタ2022
- 助成額:500,000
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- No:8
- 所在地:日野市
- 団体名:特定非営利活動法人 フードバンクTAMA
- プロジェクト名:コロナ禍における年金生活者など生活困難世帯への食支援
- 助成額:500,000
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- No:9
- 所在地:町田市
- 団体名:特定非営利活動法人 さんさんくらぶ
- プロジェクト名:企画参加方式による市民音楽劇”コロナと共に生きる”
- 助成額:400,000
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- No:10
- 所在地:武蔵村山市
- 団体名:多胎サークル happy twins
- プロジェクト名:外出応援!!ふたごじてんしゃレンタルアセスメント2
- 助成額:390,000
Contactお問合せ
真如苑 公募助成事務局
〒540-0012
大阪市中央区谷町2-2-20、2F
大阪ボランティア協会気付
審査委員コメント
2022年度助成でいかにも市民活動的だと思ったのは、「多胎サークル」の「外出支援!ふたごじてんしゃレンタルアセスメント2」です。自ら双子の子どもを育てているひとりの女性が、同様の悩みをもつ母親たちの解決策にもなるプロジェクトを立ち上げました。自分ごとが社会問題でもあるという気づきから生まれたという点でとても市民的ですし、企業や行政では取り組みにくいのであれば、自分(たち)でまず始めようという「思い」と行動力が目を引きました。今回は2年目ですが、少しずつ協力の輪が広がっており、新しいことには慎重な行政を巻き込む「出口戦略」も見え始めています。
NPO法人「オニバスの種」による不登校の子どもたちの学習支援プロジェクトは、申請書では小規模で地味な活動のように見え、どこが「ウリ」なのだろうかと思いました。団体の自立的な財源が乏しく、助成金なしに活動を続けられないという感じもしました。しかし、面接審査で明らかになったのは、泥の中で何年も眠っていた蓮の種がある日芽を吹き開花するように、エネルギーを喪失していた不登校児が「居場所」で元気を取り戻し、学びたいと思うようになる、ということです。それまで辛抱強く見守る、あまり教えようとしない、というのがこの団体の特徴であり、専門性だということになります。行政や企業ではなかなかできないことだ、と合点しました。資金づくりについては、この団体は課題として認識しつつ、当面は助成金頼みしかないと良い意味で開き直っています。
「防災・災害ボランティアかわせみ」は、建設コンサルタントで防災にも詳しい専門家が立ち上げたNPOです。申請事業である防災講演会は、一見するとあまり市民活動的ではなさそうですし、何だか平凡な事業のような感じがしました。ところが、話を聞いてみると、行政は氾濫リスクや避難経路を細かく把握し切れない、対策に抜けがあることがわかりました。市民が自分たちで対策を練り、助け合わないといけない、ということです。
そのための防災講演会なら、必要性が納得できます。もっとも、講演を開いてから住民の大部分が自衛策を講じるまで相当時間がかかる気もします。
結論として、1件あたり50万円までの助成でもインパクトが期待できるという思いを新たにしました。それが可能になるのも、みなさんがボランティアだからでしょう。
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今年も、ご自身の知見・経験を活かした防災活動、ご自身の体験をもとに多胎児の家族のニーズに応える活動など、ユニークな視点から社会のニーズを取り上げた事業をご紹介いただきました。これらの事業は計画にも説得性があり、また、これまでの成果が地域で評価され、全国的にもつながる可能性があることを確認することができました。
新型コロナ感染症は発生以来2年以上が経過し、社会に深刻な影響を与えています。中でも、全国的に食に関わるニーズが拡大・増大していると言われておりますが、多摩地域においても、新たなニーズ層を特定し、効果的に支援を行おうとする努力を目の当たりにしました。さらに、様々な困難を抱えた方々への支援活動を行っている複数の市民団体からは、コロナ禍により参加できる活動が制限され、困難度が悪化することを懸念し、従来行っていた支援のレベルを確保・継続するための事業申請をいただきました。これらの活動は、ともすれば見落とされがちなニーズを確実に把握し、事態の深刻化を防ぐ重要な活動であると考えます。
このように社会不安が続く中で、コロナ禍においても希望を抱き、将来を語る中で市民による音楽劇を制作する試みや、フライパンや水道管等の創作楽器による演奏会のご提案もいただきました。コロナ禍による孤立が進む中、一人で音楽を聴き、映像を見ることが多くなりました。これらの事業は、演者と観客が「驚き」「歓び」を一体となって感じることの大切さを訴えかけるにとどまらず、私たち一人ひとりに皆で協力すること、助け合う事、社会に参画することの重要性を思い起こさせてくれるように思いました。
今回のⅡ型に応募いただいた事業は上記のように多様であり、それぞれに思いと工夫のこもった活動が多かったと思います。コロナ禍が継続する中で、多摩地域において着実に活動を続けておられる皆さんに元気をいただきました。ご活躍をお祈りします。
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今年度の多摩地域市民活動公募助成は、Ⅰ型が45件(申請後にご辞退の1件を除く)、Ⅱ型が16件の61件で、昨年度に対してⅠ型は5件減、Ⅱ型は4件でした。昨年度の助成事業の影響で、コロナ禍による中止が多かったことから、今年度は申請を見送られた団体もあったのかもしれません。そんな中、新たに8団体からご申請をいただき、新たな縁を結ぶことができました。
例年、感じることですが、申請書を拝見し、またヒアリングをさせていただく中で、多摩地域では実に多彩な市民活動が取り組まれていることに驚き、また感動します。本事業のホームページ https://kobo.shinnyo-en.or.jp/?msclkid=6a343f7dc81a11ecab9c08c33235a3a2 (「真如苑公募助成」で検索して下さい)をご覧いただくと、これまでの助成先の活動が紹介されていますので、是非、ご覧ください。
さて、今年の助成審査では、上記のような申請団体数であったことに加え、市民活動公募助成と並行して実施している自立援助ホーム支援助成でも申請件数も例年に比べて減少しました。
このため、助成額が自立援助ホーム支援として予算化された900万円に達しなかったため、余剰分を市民活動公募助成に活用することができました。そこで今年度は、ご申請いただいた団体のうち86.9%と、過去2番目に高い助成率で助成することができました(過去最も高い助成率だったのは2020年の90.9%でした)。
もっとも、助成申請額通りの助成ができず減額での助成となった団体は少なくなく、また残念ながら、せっかくご申請いただいたのに助成をさせていただくことができなかった団体もありました。申し訳ありません。
ただし、特に助成が叶わなかった皆さまにお伝えしたいことがあります。今回、残念ながら助成先から漏れる審査結果となりましたが、このことは皆さんの活動を評価できなかったということではありません。大変、素晴らしい取り組みをされていると評価しつつ、助成予算との関係で今回は助成させていただけなかっただけです。ですので、来年度以降、企画を再検討いただき、ご申請いただければ幸いです。
コロナ禍の収束が見通しにくい状況が続きますが、皆さまの活動のさらなる発展を願っています。
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