多摩地域市民活動公募助成
2024年度 助成選考結果
多摩地域市民活動公募助成
【I型】 助成額25万円以下
助成団体総数29団体
No、所在地、団体名 など
- No
- 所在地
- 団体名
- プロジェクト名
- 助成額
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- No:1
- 所在地:昭島市
- 団体名:昭島環境フォーラム
- プロジェクト名:昭島市の水田と農業用水路の生きもの調査と生きもの図鑑づくり
- 助成額:200,000
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- No:2
- 所在地:青梅市
- 団体名:社会福祉法人 青梅なかまの会
- プロジェクト名:こどもの食育応援事業 高校生以下無料弁当「なっちゃん弁当」、フリースペース事業
- 助成額:230,000
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- No:3
- 所在地:国分寺市
- 団体名:Oh! はやし
- プロジェクト名:地域にお囃子を蘇らせて、地域のつながりを広く強く築く!
- 助成額:220,000
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- No:4
- 所在地:小平市
- 団体名:小平西地区地域ネットワーク 中学生無料学習支援教室
- プロジェクト名:中学生無料学習支援
- 助成額:240,000
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- No:5
- 所在地:立川市
- 団体名:文化・芸術いきいきネットワーク
- プロジェクト名:「上水オペラ倶楽部」コンサートの出前公演(高齢者施設での参加型オペラコンサート)
- 助成額:230,000
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- No:6
- 所在地:立川市
- 団体名:立川市獅子舞芸能保存会
- プロジェクト名:立川市指定無形民俗文化財 獅子舞・棒仕いの伝承
- 助成額:250,000
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- No:7
- 所在地:立川市
- 団体名:至誠サイエンスクラブ
- プロジェクト名:至誠サイエンスクラブ一泊ツアー「学校に泊まろう!わくわく自然学校 in あきる野」
- 助成額:230,000
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- No:8
- 所在地:立川市
- 団体名:錦町パレード実行委員会
- プロジェクト名:時代とともに縮小化してしまった錦町の祭りパレードを、次世代に向けて再建したい
- 助成額:240,000
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- No:9
- 所在地:立川市
- 団体名:特定非営利活動法人 小平リトルシニアリーグ野球協会
- プロジェクト名:50周年式典・記念パーティー
- 助成額:100,000
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- No:10
- 所在地:立川市
- 団体名:立川おはやし保存会
- プロジェクト名:伝統芸能若手後継者育成及び青少年への祭りへの楽しい思い出
- 助成額:250,000
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- No:11
- 所在地:多摩市
- 団体名:特定非営利活動法人 子育て応援団そらいろのたね
- プロジェクト名:ママと子どものおうちカフェ
- 助成額:230,000
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- No:12
- 所在地:多摩市
- 団体名:アスペルガー・アラウンド
- プロジェクト名:しゃべりば多摩(カサンドラ分かち合いの会)&よりよいパートナーシップのためのレッスン ~男性的特質の理解~
- 助成額:220,000
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- No:13
- 所在地:多摩市
- 団体名:多摩市青少年活動サポータの会
- プロジェクト名:「子ども達の居場所作り・健全育成」&SDGs・伝統食「麦畑~多摩そば作り」の継承
- 助成額:200,000
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- No:14
- 所在地:調布市
- 団体名:特定非営利活動法人 きもの笑福
- プロジェクト名:文化交流プロジェクト
- 助成額:200,000
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- No:15
- 所在地:西東京市
- 団体名:コミュニティー・レストラン「木々」
- プロジェクト名:子どもの健やかな育ちを支援する食と学びの居場所事業
- 助成額:250,000
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- No:16
- 所在地:西東京市
- 団体名:一般社団法人 ぽろんのいえ
- プロジェクト名:出産後の親子を支え、我が子の発達理解と育ちを楽しむ「赤ちゃん可愛い」子育てプロジェクト
- 助成額:200,000
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- No:17
- 所在地:西東京市
- 団体名:特定非営利活動法人 子どもアミーゴ西東京
- プロジェクト名:だがしや楽校
- 助成額:230,000
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- No:18
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 サイコロネット
- プロジェクト名:無料メールカウンセリングによる心の悩みを抱える人の援助と回答者の養成
- 助成額:230,000
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- No:19
- 所在地:羽村市
- 団体名:はむらプレーパークの会
- プロジェクト名:はむらでこどもがまちづくり ~遊び場から始まる、こども参画のまちづくり~
- 助成額:250,000
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- No:20
- 所在地:東大和市
- 団体名:東大和・戦災変電所を保存する会
- プロジェクト名:旧日立航空機変電所の「変電所と平和の歩みの物語」の資料収集と物語づくりと体制づくりのスタートプロジェクト
- 助成額:250,000
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- No:21
- 所在地:東大和市
- 団体名:中高生ダンスイベントJOYINTO
- プロジェクト名:中高生ダンスイベントJOYINTO VOL.6
- 助成額:200,000
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- No:22
- 所在地:府中市
- 団体名:てらこや多磨町
- プロジェクト名:子どもの学びと居場所づくり『てらこや多磨町』プロジェクト
- 助成額:130,000
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- No:23
- 所在地:府中市
- 団体名:押立車返ささえあい協議会
- プロジェクト名:だれも取り残さない地域を目指し、孤立を防ぐ活動
- 助成額:250,000
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- No:24
- 所在地:府中市
- 団体名:特定非営利活動法人 ママチャーリーズ
- プロジェクト名:地域の子どもたちを応援てらこや(中河原・南☆星・ちいきのわ食堂)
- 助成額:250,000
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- No:25
- 所在地:三鷹市
- 団体名:地域ボランティア団体"うず”
- プロジェクト名:SHGs ~サスティナブル・ハピネス・ゴールズ~(持続可能な幸福)をめざして!
- 助成額:230,000
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- No:26
- 所在地:三鷹市
- 団体名:上連雀無料学習会
- プロジェクト名:みたか上連雀無料学習会運営事業
- 助成額:250,000
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- No:27
- 所在地:武蔵野市
- 団体名:バイリンガル・マルチリンガル子どもネット
- プロジェクト名:複数言語環境の子どもサポート2024
- 助成額:210,000
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- No:28
- 所在地:武蔵村山市
- 団体名:買い物支援「しおん」
- プロジェクト名:「しおん」で買物や通院を!!「一人じゃない笑顔で元気に過ごそう!」
- 助成額:180,000
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- No:29
- 所在地:武蔵村山市
- 団体名:子育て支援団体 ママトコ
- プロジェクト名:ママトコフェスティバル~孤育てから心育てに~
- 助成額:200,000
多摩地域市民活動公募助成
【II型】助成額:25万円超 50万円以下
助成団体総数11団体
No、所在地、団体名 など
- No
- 所在地
- 団体名
- プロジェクト名
- 助成額
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- No:1
- 所在地:多摩市
- 団体名:ハーモニークラブ
- プロジェクト名:夢を飛ばせ、明日を奏でろ!夢灯(ゆめあかり)
- 助成額:400,000
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- No:2
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 八王子ダルク
- プロジェクト名:薬物依存症者と地域住民との「つながり」を創造するボランティア活動
- 助成額:290,000
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- No:3
- 所在地:八王子市
- 団体名:中町地区まちづくり協議会
- プロジェクト名:『和の薫る街・中町』プロジェクト
- 助成額:400,000
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- No:4
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 ならはらの森なかの学舎
- プロジェクト名:ならはらの森にもっと水を!~子どもたちの居場所での生活・経験をさらに豊かなものにしたい!~
- 助成額:400,000
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- No:5
- 所在地:八王子市
- 団体名:特定非営利活動法人 フードバンク八王子えがお
- プロジェクト名:生活困窮世帯への企業などからの食品受け取り&食品支援事業
- 助成額:490,000
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- No:6
- 所在地:東大和市
- 団体名:特定非営利活動法人 R.I.La
- プロジェクト名:狭山丘陵、多摩丘陵の里山におけるナラ枯れ対策を含む里山保全事業
- 助成額:450,000
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- No:7
- 所在地:日野市
- 団体名:特定非営利活動法人 フードバンクTAMA
- プロジェクト名:多摩地域ひとり親貧困家庭への食支援活動
- 助成額:400,000
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- No:8
- 所在地:町田市
- 団体名:特定非営利活動法人 さんさんくらぶ
- プロジェクト名:音楽でつなぐまちーさんさんフェス2024
- 助成額:450,000
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- No:9
- 所在地:町田市
- 団体名:特定非営利活動法人 ドレミの仲間
- プロジェクト名:ドレミの仲間発表会・コンサート ~音楽で繋がる社会との懸け橋~
- 助成額:370,000
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- No:10
- 所在地:武蔵村山市
- 団体名:陸軍少飛平和祈念の会
- プロジェクト名:陸軍少年飛行兵・平和祈念プロジェクト
- 助成額:500,000
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- No:11
- 所在地:武蔵村山市
- 団体名:オトDAN☆Tokyo
- プロジェクト名:ひとりひとりがアーティスト!ステージに立つ夢をかなえたい!
- 助成額:500,000
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真如苑 公募助成事務局
〒540-0012
大阪市中央区谷町2-2-20、2F
大阪ボランティア協会気付
審査委員コメント
その内訳を見ますと、25万円超の助成をするⅡ型には18件と、過去5年間の平均16.2件を上回る申請をいただいたのですが、25万円までの助成となる1型には29件と、過去5年間の平均49.0件を大きく下回りました。
また初申請団体は9団体で、過去5年間の平均12.0団体よりは少ないものの、多摩地域の全NPO法人へのDMを止めた2021年以降では平均8.7団体でしたから、特に初申請団体が少なかったわけではありません。つまり、今回は過去に申請いただいた団体からの申請が大きく減ったことになります。
この背景を探ると、直近3年間連続で助成を受けられた団体は1年助成申請ができなくなりますが、昨年度で3年連続助成となり今年度申請できなかった団体は8団体。昨年度は同様の事情で申請できなかったのが4団体でしたから、この連続助成制限の影響があったのかもしれません。また昨年度、1型を応募された団体の助成率は80%。一昨年度は89%で、申請数が多かった昨年度、助成を受けられなかった団体が多くなったことから、今年度の申請を控えられた団体があったことも考えられます。
今年の助成審査では、上記のような申請団体数であったことから、ご申請いただいた助成総額はⅠ型、Ⅱ型合計で1,489万円。予算化された1,100万円を上回りましたが、例年よりも差は少なくなりました。もっとも助成額が多いⅡ型への助成が増えるとⅠ型で助成できる団体数が大きく減ることから、Ⅱ型で助成する団体を11団体程度に絞っており、今年も7団体には助成できない結果となりました。一方、Ⅰ型は全団体に助成でき、申請額全額を助成できた団体も18団体、申請いただいた団体の64%に達しました。例年、素晴らしい取り組みをされているにもかかわらず、助成できなかったり、助成できた団体の多くも減額助成となっていたため、今年はそうした残念さの少ない審査となりました。
ただし、Ⅱ型での助成率は61%。せっかくご申請いただいたうち、7団体には助成金を託すことができませんでした。
ただし、特に助成が叶わなかった皆さまにお伝えしたいことがあります。今回、残念ながら 助成先から漏れる審査結果となりましたが、このことは皆さんの活動を評価できなかったということではありません。大変、素晴らしい取り組みをされていると評価しつつ、助成予算との関係で今回は助成させていただけなかっただけです。ですので、来年度以降、企画を再検討いただき、ご申請いただければ幸いです。
なお、今年度、新たに審査委員として加わっていただいた熊谷委員、新田委員には、部分的ではありますが、Ⅰ型のヒアリングにもご参加いただきました。来年度はさらにヒアリング体制が充実できそうです。
では、皆さまの活動のさらなる発展を願っております。
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新型コロナウィルスが昨年5類移行となり、徐々に対面での活動を戻し、取り入れてこられたのが昨年度の活動の様子かと思いますが、今年度の応募においては「◯年ぶりに」といった集合型のイベントなどを再開・拡大させる企画もみられました。
大変であったコロナ禍を乗り切り、乗り越えながら再び地域の中で学生層や仕事からリタイアする層、シニア層の力を集め、広げていく様子がうかがえる内容もありました。
また、戦争体験のある方、障がいや依存症と向き合い生活する方、高齢化を心配しながら森林や里山をまもる仕事をしている方自身とそれを支える方々によって、オンラインや動画、SNSなど新たな手段を使ったり、多摩地域に残る人と人とのつながり・助け合いの地域性を生かした取組みなど、暮らしに近いところで様々な工夫をしながら企画された多彩な案件を、いずれも 意義深い活動と思いながらうかがいました。
若い人たちが中心となった活動や、食を支援するためのネットワークやプラットフォームを 意識しながら活動団体や応援する団体・市民をつなぐ活動、参加する人を広く募り、持ち寄り あいながら企画やシナリオを一から作りあげていく手作りの活動なども、これからの発展性などを感じながらうかがいました。
一方で、限られた日程でイベントを実施することを目的にしていたり、限られたメンバーや スタッフのみで担うプロジェクトなどは、企画段階から参加者を募集したり他団体などと連携しながら、取組みをより豊かにしていけないか、また、より日常的な活動にしていけるかなどが 気になりました。
応募されたすべての団体のみなさんの今後のご活躍を楽しみにしております。またできましたら、活動を拝見し、ご一緒にワクワクしたり、アイディアを考えることができたら幸いです。
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市民活動助成が、テーマや分野(こども、女性、環境等)を絞って募集されることが多い中、 真如苑の市民活動助成の大きな特徴の一つである、「「東京都多摩地域」における市民活動団体のプロジェクトである」と募集要項に書かれているように、テーマや分野が限定されていないことは、とても意味があると、実感することとなりました。コロナ下での脆弱性が露呈したまま、 修復されていない現在は、現実世界では、大変な格差社会が広がっています。そうすると、対価性が高く、社会的にもわかりやすいテーマやプロジェクトは、単独で、その団体やプロジェクトに寄付を受けたり、行政からの支援も得やすいのですが、まだ、社会の中でわかりやすさを獲得していないプロジェクトや、大事だけれども行政にとっては優先順位が低くならざるを得ないようなテーマには、なかなか光が当たりません。
今回、Ⅰ型、Ⅱ型に応募くださった団体やプロジェクトは、まさに上記のような、あるテーマとテーマをつなげるようなものや、大事なんだけれども、行政支援が得にくいテーマを行っている市民活動のプロジェクトが多くありました。
最近は、市民活動においても、「起業」がまたまたブームになっています。しかしながら、地域において重要なことは、対価を得ておこなえる活動のみならず、地域に密着した、細やかで、 そして柔軟性のある活動です。
助成金に合わせて活動を組み立てることも決して悪いことだとは思いませんが、真如苑の市民活動公募助成に応募される活動のように、自分たちが地域のために行いたい活動があって、それを、しっかりと透明性の高いプロセスによって応援することも、この時代においては大変重要です。
平和への希求、紛争や戦争が、世界ニュースとして身近に感じられる現在だからこそ、この ように、多様でかつ地域に密着した活動が数多く地域に「ある」ことが大変重要です。
もう一つ、この助成金のよいところは、助成をうける団体同士の交流会があるところです。
ぜひ、団体同士の交流を通して、さらにテーマや分野を越えて連携していただけることを期待しています。
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